先日来作業を進めております、XS650の作業です。
車検も通しまして、実走行でのキャブレター調整が可能と
なりましたので、作業を進めて参ります。
路上での試運転を終えて、確認出来ている問題点は、
少なくともスロー系は薄すぎる事と、加速時にノッキングが
起こる事。
まずは、様子見でスロージェットを手持ち最大のものに変更
してみます。
スロージェットをデカくして、試運転してみました。
確実に良い方向に振れた感じで、アイドリングは力強く
なりましたが、カパっと開けなスロットル操作での息継ぎが
気になる事と、ノッキングにはあまり変化無し。
点火タイミングを確認してみると、進角の幅が規定よていも
大きくなっている様子。ガバナーを確認してみましたが、
ストッパー部分のダメージがある訳でもなく、
作用する幅が大きくなる、という理由があるとすれば、
ウエイトのピボット部分の穴がガバガバになっているとか、
そんな感じなのでしょうか?
ガバナー自体を交換してみたいですが、幅広く動くというには
悪い事ばかりでも無い気がします。
現状、燃料はレギュラーを使っているので、ハイオクを
使う事でノッキングの問題をのりこえられれば、この状態で
走らせて見る価値はあるかと思います。
スパークプラグの状態を見ると、薄い感じは間違い無さそう
なので、メイン系もドスンと上げてみようと思います。
こんだけ燃料を出て行かないってのは、エンジンが吸えてない
って事だと思うので、何処かで余計な空気を吸っている等も
確認せねばなりません。
まだまだ、つづく