後ろバンクの排気バルブとピストンがどっ突いてしまった
ホンダのVTR1000Fのエンジン整備です。
昨日、オーナーさんに不幸の電話を掛けたところ、
本日朝イチで今後の作業の進め方を打ち合わせに
ご来店下さいました。
ご相談の結果、極力余計無い事はせず、とにかく排気バルブの
交換という事で方針決定。
そうと決まれば、エンジンをフレームから降ろさずに
サクッと後ろバンクのヘッドだけ外せ無いかなぁ~って
方向で作業開始。
なんという事でしょう♪
ほぼ何の苦労もなく、ヘッドだけ外せました(笑)
お解り頂けるだろうか…
排気バルブ用のリセス部分に、バルブの当たった跡が。
そして、外したヘッドをひっくり返してみると
見事にバルブの傘が変な角度になってました(笑)
今回みたいなぶつけ方したヤツを初めて分解しましたが、
こんなに何事も無かったかのように綺麗に曲がっちゃうもの
なんですねぇ。
てな事で、作業に必要な部品は全て把握できたので、
これよりは部品の手配に入りたいと思います。
欠品とか無いと良いけど、良く考えると四半世紀以上
前のモデルなんですよねぇ。
ってか、世の中お盆休みで、部品買えないじゃん(笑)