ヤマハのDT230 ランツァ、走行中にバッテリーが
あがってしまうそうです。
↑バッテリー電圧の図
バッテリーを満充電にして走行開始。
しばらくすると、排気が白煙モクモクとなって、
ウインカーもメーターの表示を点かなくなってしまうとの事。
とりあえず、押しがけでエンジンは始動できて、自走でご来店。
バッテリーの電圧を確認してみると、7V程しかありませんでした。
まずは、バッテリーの充電から。
電源を15V弱、流れる電流を1Aに制限してバッテリーに接続。
電圧の上がり方を観察しながら、バッテリー状態を判断します。
ゆっくりマッタリ電圧が上がって行くので、どうやらバッテリーは
元気なご様子。
(経験的にダメなヤツは、サッサと電圧が上がって、電流が流れなく
なりますが、ほとんど蓄電されておらず、放電開始後すぐに電圧が
下がります)
充電完了後、しばし放置したバッテリーの電圧は12.8Vくらい。
セルフスターターでエンジン始動。アイドリングで12.5V程。
エンジンの回転を上げてると、12.6~7Vくらいまで上がったけど
やがて12.5V程度で落ち着く感じ。
うーん、ダメっぺーすね。
てな事で、外装を外して、発電用のレギュレーターを探します。
右のラジエターの後ろにそれっぽいモノ発見。
なんかカッチョいい格好します(笑)
(後にパーツリストを見て、レギュレーターである事を確認)
写真撮り損ねちゃいましたが、レギュレーターのコネクタを抜き差し
してからエンジンを始動すると、13.6V くらいまで電圧が上がりました。
が、写真を撮る準備をして、再始動すると、全く電圧が上がらずって状態に。
エンジンの冷却水もほとんど温まらないくらいしか
エンジンを回してないのですが、レギュレーターに
触ってみると、わりとホカホカしているので、
温度を測ってみると51度ありました。
現状では何も情報を集めてないので、詳細の判断のしようが
ありませんが、とにかく新品部品が出るのかを確認したところ
出るには出るのですが、なかなか生意気なお値段。
オーナーさんには部品の取っ替え引っ替えな作業になっちゃう
カモよーって話はして、それは仕方なし!というお言葉は
頂いているので、買って試す方向で検討ちう。
まだしばらく、つづく。