VTR1000F 吸気バルブ整備

↑吸気バルブ&ポートの図
拭き取っちゃった後の写真ですが、ポートも結構煤けておりました

ここのところ作業を進めております、ホンダの
VTR1000Fのシリンダーヘッドの吸気バルブまわりの
作業です。
なんだかんだあって、集中して作業を進められず、
ダラダラと長引いてしまっております(笑)

 

↑整備完了~の図

えー、EXバルブ側はステムのシールを交換したので、
吸気バルブ側もお掃除しがてらシールだけ交換だぁ~、
って思っていたのですが、分解してみると、思いの外バルブシートの
当たり具合が荒れていて、結構吹き抜けまくりな様子だったので、
割とガッツリと整備。シートカットからやり直ししちゃいました。

 

↑整備&お掃除完了~の図

てな事で、トラブっちゃった後ろバンクのヘッドだけですが、
排気バルブの交換、整備&お掃除が完了しました。

 

↑おNEWのバルブステムシールの図
↑見分の付かないシールの図
左が排気用、右が吸気用

さー、バルブを組み込みましょう!
って事で、おNEWのバルブステムシールの登場です。
吸気用と排気用で部品が違いまして、品物見れば
何か違いが判るんだろう、って思ってたのですが、
サッパリ判りません(笑)

仕方ないので、パーツリストを見直してどっちが
ドッチか部品番号で確認しました。
袋から出した新品を並べてみても、さっぱり
区別が付きませんでした(笑)

 

↑鉗子大活躍の図

作業とは関係ありませんが、先日頂いた手術用の鉗子が
コッターを組み込む時に大活躍!
動物病院で数多の患畜の毛皮を引っ張っていたそうですが、
病院引退後にマサカの現場に投入されてしまいました。

やっぱ、ホンモノは全体の剛性感がハンパ無く、
大変使い易いです♡

  

↑復元完了~の図

てな事で、シリンダヘッドの作業はコレにて完了。
ビシバシっと良い感じの閉まりップリなバルブに
仕上がったと思います。

まだ、エンジンに載せてからの、タペットクリアランス調整って
ビミョーに面倒な作業が待ってますけどねー。

もちっとつづく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です