VTR1000F フロントフォーク整備

↑部品お掃除完了~の図

ホンダ VTR1000Fのフロントフォーク整備のご依頼です。

 

↑バルブの図
↑アウターチューブの底の図

インナーダンパーのバルブ部分や、アウターチューブの底など、
ゴミが沈殿する部分は良い感じに汚れてました。
出来る限り分解して、気合い入れてお掃除です。

  

↑キャップ整備ちうの図
↑オイルロックピース凹み修正完了の図
↑錆びの面取り完了の図

インナーチューブの点々サビの処理やら、
オイルロックピースの据わりがナナメになりそうな打痕(?)の
修正やら、ナニゲにやること沢山ありました。

分解の結果、交換が必要な部品は、フォークシールだけって事が
解りましたので、発注して部品の入荷待ちです。

 

↑チャッキング完了の図
↑加工前後の図

コチラの車両、フロントブレーキのキャリパーを交換してあって、
アウターチューブのマウント部分に微妙に干渉してしまったそうで、
削り取った部分を刃物を当てて綺麗にしておいて欲しいという
ご依頼も頂きました。

 

↑反対側チャッキング完了の図
↑イザ切削の図

この手の作業、左右である程度揃えないとイカンので、
一応削り取る量は、角度と各軸の送り量を数値化します。
でも、左右で反転しないとイカンので、結構訳が解らなくなります。
あまり言語化しないで、他人には絶対説明できない脳内イメージのまま
ガンガン作業を進めた方が速くて上手く行きます。
でもコレって、外で仕事をする事が多くなった最近、あまり良くない
傾向だなぁ、って、とっても思います。
複数人で作業する時に、あーうーってなっちゃうんですよねぇ(笑)

 

↑切削完了の図

で、結局2本目の方が元々の削り代が多くて、0.15mmくらい余計に
刃物を送って削った上に、全然違う面も削る事となりました(笑)
多少形が違っちゃいましたが、許して頂きましょう。

  

↑仮組完了の図

てな事で、仮組して部品が入荷するまでしばし待機です。

もうちょい続きます。


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