High Point製ホイールのハブベアリング交換の続き

↑固着ボルト浸透剤漬け&回転トライちうの図

昨日に引き続き、ハイポイント製ホイルのベアリング交換作業ちうです。

 

↑抜けたボルトの図
↑やっと外せたディスタンスピースの図

固着してしまったボルトを緩めるべく、一晩と半日かけて
潤滑浸透剤に漬けてはちょっとだけ回しを繰り返し、
やっとこ緩める事に成功しました。

何が目的だったかって、片側のベアリングを外しても
取り出せなかったディスタンスピースを外す為であります。
(何の為の作業か忘れがち(笑))

 

↑最終目的地のインナーレース視認の図
↑ベアリング押し出しちうの図
↑取り出したベアリングの図

で、ナゼ故ディスタンピースを抜きたかったかって?
固着してプーラーで動かなかったベアリングを、内側から
押し出す為でございますよ! あー、忘れがち(笑)

あの手この手で引き抜きに成功。

 

↑ボルトダイス通しちうの図
↑タップ通しちうの図

そして外せたスプロケットキャリア用のボルトは
錆びている部分が多かったので、全数ダイスを通しまして、
雌ねじの方はトラブった箇所だけタップを通しておきました。

 

↑面取りしてみたの図

で、またもや問題発生。
抜けなかったボルトの雌ねじ周辺が、変形して盛り上がって
しまってました。ギュイギュイやりましたからねぇ。

この時点では、軽く面取りしてOKだべ~、って思ってました(笑)

 

↑マサカのスクレパー登場の図
↑なんちゃってキサゲ開始の図
↑確認ちうの図
↑面が出し完了の図

実際には、かなり広範囲に盛り上がってしまっていたようで、
ストレートエッジを載せるとかなりな浮きップリ。
サンダー的なモノで面を出せる気がしないし、機械加工を
するにもどこを頼りに面を拾えるか判らないし、砥石で
削り取るには余計なところもかなりけずっちゃうだろうしで、
結局はキサゲ用の歯でチョイチョイ削り取る事に。
まさか、ここでこのような道具が役に立つとは!

ビビリながら、ちょっとずつ山の頂上からショリショリ削って行って
結経は富士山並み(当店比)に裾野が広かったにわたって盛り上がって
いた事が判明。どうにか周りにあまり影響を出さず、ピタッと面を
出す事に成功。

 

↑ブレーキ側ベアリング圧入完了の図
↑防錆用グリス塗り塗りディスタンスピースの図
↑イザ合体の図
↑締め付けちうの図

てな事で、ようやっとリアホイルのベアリング打ち込み作業の
準備完了。あー、長かった。
ここからはサクサク~っとものの5分とかからず作業進行。

 

↑スプロケット側ベアリング打ち込み完了の図

で、最後にスプロケット側のベアリングを打ち込んで、
全ての作業が完了しました~!

って言いたいところでしたが、残念ながら長年の使用により
ディスタンスピースが潰れてしまっていたようで、
全長が足らず、ベアリングにインナーレース感でカタカタと
遊んでしまっておりました。
まー、事前に測ってあったので、組み立て前から判っていた
事だったんですけど、実際組み付けると何かの調子で
あらピッタリ♡、なんて事はやっぱりありませんでした。

もうしばらく続きます。

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