オイルポンプ機能復元作業

↑オイルタンクキャップ発掘の図

ヤマハYB90の作業です。
本日は、エンジンオイルのポンプの機能復元に向けた作業です。

 

↑タンク外したの図

エンジンオイルのタンクは、不思議なキャップが付いているなぁ
と思ってましたが、お預かり部品の段ボール箱をゴソゴソと
やっていたら、中古と書かれた札がついたキャップらしき物が
出て来ました。どうやら、タンクにくまれていたキャップらしき
ものは、上半分が欠けて無くなってしまったキャップの成れの果て
だったようです(笑)

てな事で、何となく部品が揃った感じなので、作業を開始してみます。
現状で、オイルポンプは、吐出側のホースと、スロットルケーブルが
外された状態で、エンジンに組みつけられたままになっており、
混合燃料で走らせていたとの事で、公道走行の向けてオイルポンプの
機能を復元します。

まずはオイルタンクを外す為に、オイルのホースを外してみると
タンクからはマサカの水が出て来ました。

  

↑タンク内の図
↑オイルポンプ用の駆動シャフトの図
↑外したポンプの図

残念ながら、オイルタンクからのホースは、ポンプに接続された
ままになっていたので、ポンプの中には水が回ってしまってました。
ってか、考えようによっては、空打ち状態にならずに水で潤滑
されていたので、返って良かったかも知れません。
多分、吐出口からは、チビチビと水が排出されていたのでしょう(笑)

タンクの中は、なにやらお腐れ物質が沈殿してスゴい事になって
ましたが、ポンプの中はパッと見は大丈夫ぞうです。

 

↑ポンプ内お掃除ちうの図

てな事で、ここからは、毎度の事ですが、お掃除タイム。
タンク内はさておき、問題はポンプ。果たして機能するのか、
オイルを吐いたところで、規定の量を出してくれるのか、
さっぱり判りませんが、とにかく水気による汚れを掃除します。
ホントは分解したいところですが、シールだなんだが
ダメにななって、全く使えなくなる方が怖いので、外側から
できる範囲で掃除しました。

  

↑エア抜きちうの図

とりあえず、ポンプだけ掃除して、サクッと組み付けてみて、
オイルを吐くかどうかだけ確認です。
仮配管でオイルを落として、ポンプ内のエア抜き作業。
あとはスロットルを全開の状態で、吐出口からオイルが出るまで
ひたすら鬼空キックです。

幸か不幸か、オイルはちゃんと出て来ちゃいました。
果たして、コレで走らせちゃって良いものかどうか!?
まー、見た感じとしては、何となくソレっぽいオイル量が出ている
ようにも思えるので、度胸一発行っちゃっても良い気もしてます。

ともあれ、現在オーナーさんがパーツリストを手配してくれているので、
その辺りの情報とも付き合わせて、このリスクを背負って走らせちゃう
べきか否かを判断したいと思います。
ウッカリ新品部品が手に入るようでれば、交換したいですからねぇ。

てな事で、まだまだつづく。

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