スズキ アドレス125の整備です。
エンジン不動って事でお預かりしましたが、原因は
ただのバッテリーあがりのようでした。
発注してあったバッテリーが、予定よりも早く届いたので、
前倒しで作業開始。
まずはおNEWのバッテリーのセットアップから。
ウソかホントか知らんですが、ココで手間を惜しまず
ちょっと時間かけて組み立てると、バッテリーの持ちが違う
という話を聞いたので、シッカリと待って、シッカリと充電。
で、ついでにスパークプラグも交換しておいて下さいって事で、
こちらもおNEWをお取り寄せ。
この交換がなかなか大変。とにかくフレームが邪魔で
サラッと作業が出来ませんでした(笑)
スッタモンダして取り外し、ぐぬぬぅ~っとようやくネジ込んで
交換作業完了。
スクーターが4st化されてから、なかなかスパークプラグが
原因でエンジン不調に陥る事が少なくなり、すっかり交換される
機会を失った感がありますが、やっぱりそこそこ使ったら
交換しておいた方が良いでしょう。
激不調に陥り、その原因はスパークプラグでした、っていう話、
たまに聞きます。たいてい、プラグが原因だとは考えつかず、
結構皆さん遠回りしているみたいです。
お次は、じゃー、ついでに破れてしまっているシートカバーも
どうにかしておいてって事で、探してみると良いモノ売ってました!
なんと、メーカー純正で被せるタイプのカバーが用意されてました。
恐ろしい事に、取扱い説明書等、2枚も紙が入ってます。
確かに、コレが当たり前な世界に住んでいる方々からすると、
部品だけ入って何も説明書が無いのが割と普通な海外メーカーの
体制に文句が出てしまうのも、納得っちゃー納得。
でも、シートカバーに説明は要らんだろう、と思うのは
自分だけでしょうか?
で、そのシートカバーを被せてみましたが、コレがなかなか
難儀しました。
なにも考えずに被せるだけだと、破けてしまった部分のエッジが
大変目立つ!(笑) オマケに、多分そのまま使うと、破けたカバーの
エッジがクルクル巻いてしまって、段差が出そうな予感。
そのままでは忍びないので、一旦カバーを外して、破けたカバーの
エッジを切り取り、なるべく薄いテープで境目を押さえてから
カバーをかけ直してみました。
なるべくシワを伸ばして良い感じの張り具合になるように
調整していると、結構時間喰っちゃって、これならば、丸ごと
剥がして、タッカーで貼り替えてしまった方が早くて綺麗に
仕上がるんでないかと思ってしまいました。
スクーターの世界、奥深いです(笑)
てな事で、エンジンもセルボタン一発で始動するようになり、
オプション作業も無事に完了。
皆さまからの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>