エキゾーストパイプO2センサー取り付け

↑完成~の図
悲しいかな、トリプルメガネ

エキゾーストパイプにO2センサーを取り付けたい
というご依頼です。

  

↑作業指示の図

えー、キャブレター仕様用の抜けの良いエキゾーストパイプに
STDパイプとほぼ同じ位置にO2センサーを取り付けたい
という事のようです。
テープで「この辺り」って感じのマークと、STDパイプを見ながら
良きに計らう系な作業。

 

↑材料の図
↑諸々条件整理ちうの図

この手の作業、基本出たこと勝負です。
手持ちの材料と、手持ちの道具と、どうしても押さえなければ
いけない条件を並べて、適当にGO!です。

  

↑センサーの台座作製ちの図
↑部品完成~の図

てな事で、まずは部品作りから。
O2センサーの受け部分を作ります。
今回は、パイプ内に少々突起物が出ちゃっても良いと言う事で、
パイプとの合わせ面はパイプ表面に合わせて加工はせず、
ただ穴に差し込むだけのイメージで良いので、楽ちんです。
とはいうもの、端面は面を取って抵抗は減らし、必要最低限の
飛び出しップリで合わます。

 

↑穴開け加工ちうの図

次に、エキゾーストパイプに穴を開けます。
メッキがかかっていて、表面だけ硬いと思われ、
刃物が傷んでイヤだなぁ~と思いつつも、後々の作業と
仕上がり具合を考えると仕方あるめぇって事で、
エンドミルでチョッキリ穴加工。

 

↑バリ&メッキはぎ取り完了~の図
↑溶接準備完了~の図
↑溶接完了~の図

エンドミルで加工すると、ほぼほぼ刃物径どおりに穴が開くので
合わせる部品もその辺りを狙って作っておけば、ほぼ何も考えずに
超チョッキリな嵌合になり、角度の調整もほぼ不要。
更に、溶接時も隙間を埋める必要がなくなるので割と楽に
作業できて、一石二鳥。

が、既に老眼は進み、この手のモノと目の距離が一定でなくなる
溶接作業時には3種類のメガネを使い分けないと
モノが見えない悲劇が繰り広げられたのでありました。

てな事で、無事、作業完了~。
皆さまからのご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

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