先週に引き続き、Husqvarna 701 Enduroの諸々整備のご依頼です。
1時間くらいの間に整備する必要がありまして、
何週かに分割して、多岐にわたり作業の予定です。
本日は、クラッチのレリーズ系整備です。
走ってきて、エンジンが熱っ々っなので、
思いの外、険しい作業でした(笑)
まずは、レーリズシリンダーを取り外し。
直ぐ上の排気管も熱いですが、本体も超熱いです(笑)
思っていた構造と違い、ピストンはむき出しでなくて、
ダストカバーに覆われており、ヘタに分解しちゃうと
要部品交換って事になると、本件の作業目的には沿わなく
なるので、今回はエンジン本体とのシールの掃除と
各部グリスアップにとどめました。
(むき出しピストンのヤツは、ここから良くフルードが漏れて
クラッチスカスカになし、エンジンのオイルと
クラッチのフルードが混ざるってのがとっても嫌デスねぇ。)
KTMのエンジンも、ゴツイ系はちゃんと耐久性重視な構造を
採っているのですねぇ。
で、本題のクラッチフルード交換。
リザーバータンク内のフルードを全部吸い取って
底に沈殿している汚れを、ピンセット等を使って拭き拭き。
新しいフルードを入れて、エア抜きして一件落着。
今週は、余裕で時間に間に合いました。
このシリーズも、来週のエンジンクーラントの交換で
オシマイの予定です。
皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>