ご近所の方より、耕耘機のエンジンがかからないので
見に来て欲しいというご要望。
早速見に行ってきましたが、ぱっと見問題無さそうですが、
ボバッも言わないので、持って帰ってきました。
まずはスパークプラグに火が飛んでいるか確認するも、
超絶ビシバシ飛んでます。が、全くガソリンっ気がなく
電極はカサカサです。
次ぎに、燃料がキャブに落ちているのかを確認するもOK。
キャブレーターの確認するべく、エアクリーナーを外すと
吸い込んだホコリが、エアの通路入り繰りをガッツリと
塞いでます。原因はコレであって欲しいなぁ。
キャブをつけたまま、プラグの穴からガソリンを一垂らしして
大急ぎでプラグを組み付けて、スターターのヒモを
ひっぱってみましたが、やはり全く反応無し。
すぐにプラグを確認しても、全く燃料っけがないく、
カサカサのままです
なんか絶対おかしい。
キャブレーターが本来の性能を出してない事は間違いないのですが、
全く燃える気配のないエンジンは何か変なので、圧縮具合を
確認してみると、ゲージの針は5キロに届かず。
うーん、コレはちょっとマズい雰囲気。
ともあれ、本来どのくらいの圧縮があるのか良く判りませんので、
一縷の望みをかけて、キャブレターの清掃。
見た目どおり、スロー系のエア通路はドン詰まりで、メインも怪しい
雰囲気。念のため、入念に掃除をしてから組み付けてみましたが、
やはりドンとも言わず、プラグも湿気りません。
キャブを外して、インテイクマニホールド内をみると、
かなり燃料でシケシケにも関わらず、スパークプラグはカラカラ。
あー、コレは普通で無いなぁ。
てな事で、これ以上は、エンジンを本格的に分解してみないと
イカン雰囲気なので、お客様にに相談してに再度お出かけ。
(歩いて1分とかからないお宅なので(笑))
相談の結果、もう20年以上も使っているので、諦めようか
という話になりました。
うーむ、なんか悔しいなけど、英断でございます。
明日全部組み立てて、返却の予定。
あー、なんか負けた気分だー。