本日の午前中に引き取りに来て頂いた車両が
突如セルフスターターが回らなくなったと電話でのご連絡。
げげげ~、何をやらかしてしまったのか!?
お客様によると、調子良く家まで走って帰り、
壊れていたスピードメーターを新品に交換したところ、
エンジンがかからなくなってしまったとの事。
バッテリーの電圧測ると13V近く出ているというのですが、
お疲れバッテリーの解放電圧はアテになりませんゼ~と
お伝えして、負荷をかけた状態での電圧を測ってみるよう進言。
しばらくして再度電話がかかってきて、やっぱりバッテリーの
電圧は上がらず、クルマのバッテリーからジャンプしたら
すぐにエンジンがかかったとの事。
何が原因か見て欲しいというご要望で、再度お預かり。
とありえず、バッテリーを充電してみようと電源に繋ぐと
電圧上がり放題で電流が全く流れません。
バッテリーがお星様になっているようです。
午前中はあんなに元気よくセルフスターターのモーターが
回っていたのに。ナゼこんなにも突然ダメになってしまったのか、
さっぱり原因はわかりません。
なにか激しく電気を食っている可能性を探るべく、生きている
バッテリーを繋いで電流値を測定してみました。
特に問題ありそうな数値は読み取れず、ワイヤーハーネスの
不良である事も考え、計測しながらハンドルを左右にフンフン
動かしまくってみましたが、特に数値に変化は見られませんでした。
エンジンを始動させて、充電電圧も確認しましたが問題なさゲ。
なんか、大丈夫そうですねぇ。
引き金が何か判りませんが、バッテリーが突然死して
しまったと見て間違い無いでしょう、という結論をお伝えして
車両を返却。
後日ご自身でバッテリーを交換されるという事です。
てな事で、なんだかスゲータイミングで逝ってしまわれた
バッテリーのおかげで、ずいぶんドキドキしちまったぜぇ。
おめーが何かして壊したんだろう、と言われちゃっても
仕方の無いタイミングだっただけに、話の判るお客様で
本当に助かりました。
このテのトラブル、今月で二度目ですわー。
ナニゲにバッテリーって寒い時にダメになると思ってましたが、
暑い時の方が一瞬で逝ってしまうのかも知れませんなぁ。