正月から根性試し

↑ピン作製ちうの図

正月早々、旋盤で根性試し?(笑)

 

↑アジャスターキャップの図

オーリンズのTTXタイプのリアショック分解ちう。
ダンピングアジャスターを分解するのに、
何か道具を作らねばならず、セッセと作ってみました。

それにしても、まー、部品の肉が薄いx2。
ピッタリ合わないピンスパナとかで変に力をかけると、
アッサリ変形しちゃいそうです。
こういうの見ると、やっぱオーリンズってスゲーなと思いますなぁ

 

↑ボディー旋盤加工完了~の図
↑センター出しちうの図
↑穴空け加工ちうの図

って事で、現物合わせで工具作製。
まずはボディー側を作り、ピンの穴を5.5mmのドリルで空けます。

 

↑ピン加工ちうの図
↑ピン完成~の図

で、ドリルで空けた穴径に合わせて、ピンを削ります。
流石にフライスでシッカリ固定して加工すると、
限りなく5.5mmくらいで穴掘れるんですよねぇ(笑)
穴径は5.51強くらいだったんで、目標値は5.53くらい。

36mmくらいの長さを一気に削りましたが、
流石にたわんで、真ん中が太くなるかと思いましたが
案外大丈夫でした。それよりもウチの旋盤の歯は
真っ直ぐ走らないので、そっちの調整の方が大変。(笑)

 

↑ボディー六角頭に加工ちうの図
↑工具がはまるかテストちうの図
↑完成~の図

で、根性試し的作業でできあがったピンを工具のボディに
差し込み、シッカリと固定出来るが確認できたので、
工具にスパナをかけられるように六角頭に加工、
やっとこ完成~♪

 

↑分解完了~の図

てな事で、工具作りに2時間近くかかり、
作業はマッハで完了。
無事に部品を変形させず、確実に回す事が出来ました。

それにしても、このシンプルさ加減で、伸び側縮み側が
ほぼ独立しているように調整が効くんですから、
なんとTTXタイプの設計の優秀な事よ!
自分のバイクにも欲しくなるよなぁ。

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