折れたボルト修理

↑本日のお題の図

高圧洗浄機の部品のボルトの頭が折れちゃった系修理のご依頼。

 

↑暖めてみる作戦決行ちうの図

とりあえず、作業ができそうなトコロまで分解。
なかなかに歴戦の痕跡が見受けられます(笑)

摘まめそうな長さが残っていたので、まずは
暖めながらバイスプライヤーでイゴイゴ作戦結構。
ビミョーに動くようにはなりましたが、
ボルトの表面がむしれて行くだけで回りませんでした。

 

↑ブローホール抑止剤塗布~の図
↑ナット溶接の図

さて、ココで究極の選択。削るか、溶接か。

何はともあれ、チョットだけでも動いたので、
コレは力さえかけられればイケるんでないかと
にわかに盛り上がりまして、溶接案を選択。
ボルトにナットを溶接して、工具をかけられるようにしてみます。

ボルトがサビサビなのと、ナットにメッキがかかっていたので、
ブローホール抑止剤を塗ったくってから溶接。
弾けずキレイに付きました♪

  

↑折れたの図
↑二回戦目も惨敗の図

上手く行く時は、この状態でパキッと回っちゃうモンですが、
イヤ~な感触で、動く分のストロークは余り変わらず。
度胸一発、フンっと回せば、ポロッとナットが取れました(笑)

もう一回戦、新しいナットを溶接してやってみましたが、
動くストロークが2.5倍くらいになっただけで、やっぱり
折れてしまいました。

残る戦術は、切削攻撃しかない訳ですが、ボルトは熱でカチカチに
してしまっているハズなので、苦戦が予想されますなぁ(汗)

後半へつづく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です