S&S製のキャブレターの調整作業です。
なんだか動きが不安定な、フロート室への燃料供給経路を
再度チェック。出来うる限り分解して、掃除して組み直してみました。
で、前回掃除を終えて、一旦車両に組んで試運転してみましたが、
どうやってもブッ濃い感じで、もうコレ以上絞りようが無い状況。
オーナーさんと相談して、もう好き勝手いじっちゃっても良いという
許可を頂いたので、思い切って油面を大きく変えてみました。
インターミディエイトジェットの吸い口ギリギリくらいまで
油面を落とし、全体を薄くなってくれるとマンモス嬉しい。
で、結果は、カナリ好感触。
懸案だった、アイドルからの開け始めは格段に応答性が良くなり
わりとキレイに吹け上がるにはなりました。が、まだまだ理想には
遠い雰囲気。エンジンが暖まっている時とそうで無い時の差も激しく、
まだまだこのキャブとお話できるレベルは程遠いイメージ。
もうちょっと頑張って、寒暖の差(?笑)を上手く乗り越えられる
レベルまでには持って行きたい。