根性試し

↑ウッカリ外したスイングアームの図

ジェベル200の後ろ回り作業ちう。

 

↑リンクの図
↑デロリアンなスイングアームのリンクピボット

リアサスペンションのリンク周りの部品を交換するべく、
分解を試みる訳ですが、フレームとリンクを縫っている
ボルトがどうしても外せなくて、ウッカリスイングアームを
外してしまいました。

スイングアームの装備されているピボット類を見て、
どうしてもこのまま組み付ける勇気は出せませんでした。

てな事で、根性試しタイム、スタート♪

 

↑お掃除完了~の図

ベアリングは、掃除するくらいならば、交換してしまいたい
トコロですが、今回の作業では予定して無かっただけに、ちと残念。

ピンとかボルトは、旋盤にくわえて、払拭布で磨きます。

ピボット部分のシールのリップや内部には、チリ一つございませんゼ。
ちなみに、作業中はずっと「どうしてこんな事始めちまったんだ!」
って後悔しながらやってます。いつもの事ですが。

 

↑打ち込み深さ確認ちうの図
↑アノ手の図
↑コノ手の図
↑おNEW部品組み込み完了~の図

で、やっとこ本題。
リンク本体を掃除して、ベアリングの打ち込み深さを確認。
アノ手コノ手を駆使して、臓物を外して、新品を任意の位置に
組み込みます。

 

↑段差が付いちゃったボルトの図
↑リンク組み込みの図

で、ベアリングにグリスを入れて、
やっとこリンクを組み込み。

リンクを縫いってるボルトは、ベアリングのレースに
当たっている部分が凹んでしまってました。
コレは次回、要交換部品って事で。

 

↑おNEWのリアショックの図
↑要給油なスフェリカルベアリングの図

そして、今回の目玉でございます、新品リアショック。
お盆の休みを越えて、入荷致しました♡

えー、ジェベルのリアショックピボット部分に使われている
スフェリカルベアリングですが、3箇所あるようでして、
下部のフレームとリンクを縫っている部分と、リアショックの
ピボット部下側はライナー入りでして、給油は不要のようです。
(ってか、給油するとライナーが壊れるらしい)
で、ナゼかリアショックの上側だけ給油が必要なタイプです。
このサイズだとライナー入りが無いのか、下部に比べれば
環境的には良いので、このタイプなのか。
良く見て作業しないと、みんな給油したくなっちゃいますよねぇ。

 

↑ただ今の図

てな事で、本日はスイングアームの組み付けまで行った
トコロで、作業終了~。エンジンハンガーも含めて、
緩めたボルトが多いので、明日は今一度全部しまっているか
確認するトコロからスタートな予定。

 

↑リンクのベアリングの図

最後にオマケ写真で、リンクの一番デカい、
軸がエキセントリックなピンを支えていた
使用済みベアリング。ここだけではありませんが、
サビて虫食いになっている面が多いです。
積年のお疲れップリが良く判ります。

グリスは入っているし、そもそも凄まじい力がかかってる
ところなので、動かないって事はないのでしょうが、
ビミョーな動きともなれば、かなり影響が出ていたと思われ。
根性を試される作業内容ではございましたが、それだけの
事はあった事でありましょう!
走りっぷりの変化に期待です♡

まだまだ、つづく

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