スズキ ジェベル200のフロントフォーク整備です。
オイルは漏れていない様子なので、整備前の油面を確認。
出て来たオイルは結構な感じなので、粘度を確認しても
参考にはならないかなぁ。
とはいえ、もっとスんゴイのを想像していたのですが、全体的に
状態は良かったので、ちゃんと整備されて来た車両なのでしょう。
筒形状部品の底という底には、スラッジ的なヤツが溜まりまくりです。
上の写真はウッカリ一度脱脂剤で流してしまった後ですが、
それでも十分溜まっております。中にウエス突っ込んで、棒で
ツクツクしまくって往復させて掃除します。結局拭き掃除しないと、
キレイにはならんのデス。エライ人にはそれが判らんのデスよ（謎）
とあるお客さんに散々オドされたインナーチューブの削れっぷり、
当たりのキツいトコロはメッキの相に乱れがあるものの、
下地が見えそうになるような事はありませんでした。
それでも、2/100弱減ってました。
三つ叉のクランプ部分のサビや、点々サビが少々あったので、
そこらを重点に磨いてみました。曲がりは無いようです♡
今回、消耗部品は有無を言わさず交換のご指定。
結構山のような量になりましたが、部品代はお安く、欠品は無く、
スズキのパフォーマンスの高さを思い知らされました。
で、インナーチューブの組み付け方向に気を取られながら
車体のフォークを組み付け、クランプのボルトも締めて付けて
みましたが、見事にブーツを入れ忘れている事に気付いたトコロで
時間も良い感じだし、心も折れたので、本日の作業終了～
そういえば最近、フォークを車体に組み付けちゃったら、
後からガードの類いが組めないのって、あまり触らないなぁ。
ってか、正立フォークって、あまり触らない事に今気が付いた。
時代ですかねぇ。
つづく