30年眠っていたというホンダスカイ復活のお手伝いです。
先日、とにかくエンジンをかかるようにして欲しいという
事で、キャブレターを中心に作業をさせてもらい、
無事に動くようになったので、返却した車両でございます。
ご自身で作業を行った、外装やメインキーシリンダを
組み付けて登録を終え、走行させたそうですが、ウインカーが
上手く点滅しない事と、ホーンが鳴ったり鳴らなかったりという
事で、その当たりの対応をご用命頂きました
すぐにザクッと当たってみたのですが、バッテリーに充電されて
いないような感じだし、ワイヤーハーネスの電源線と思われる
線とボディーの間の電圧を測るとマイナスの電圧となり、
なんか良く判らんので配線図を用意しまして、ちと研究。
ははー、メインキーで入り切りしている電源線は
バッテリーから出ているマイナス側なんですねぇ。
でも、バッテリーに充電されないのはナゼでしょう？
どうもメインキーの接点が不調なんでないか、という感じ
に思えまして、調査開始。
この車両は、メインキーのスイッチがヘッドライトのスイッチも
兼ねているタイプです。でも、なんか配線の数が合わない気がして
配線図の接点情報を見ても、記号しか書いてなくてC1とかRとか
なんだか良く判らんし、そもそも記号と配線色の取り合わせが
記載されていのか、見つけられないのか、とにかく判りません。
でも、まー、判る範囲でメインキーから配線の導通がおかしいのは
間違いなさそうです。
こちらのメインキーは、ケースの樹脂が割れてしまい
各部品がバラバラになってしまった物をオーナーさんが
整備された物で、なるべくならば触らずに置きたかったのですが、
再度分解させて頂く事に致しました。
揚げ足とるみたいで、なんかちょっと気が引けるんですが、
どうもスンマセン！
つづく