YB90フロントフォーク整備の続き

↑左側フォークの図

ヤマハYB90の整備、諸々です。
まだフロントフォークやってました。

 

↑インナーチューブ先っちょの図
↑分解の図

えー、右側を先に組み上げてから、左側やってます。

出て来たオイルは、こっちの方がキレイな雰囲気ですねぇ。
もしかしたら、右側よりも余計に整備されているのか、
水分の侵入が少なかったのか、そんなところですかねぇ。
まー、どっちもフォークオイルは漏れまくりでした。

  

↑お掃除完了~の図
↑キャップの内側の図
写真撮り忘れちゃいましたが、錆びがスゴかったッス

なんでもそうなんですけど、お掃除が一番時間かかります。
油汚れだけならまだしも、錆びも結構でてまして、
結局、片側だけでも2時間くらいかかります。
インナーチューブは、動きはじめの部分が凹んでまして、
点錆びや傷も多数ありまして、一応ならしておきました。

 

↑油面検討ちうの図
オイル通路からエアを噛まないギリギリを測定ちう

サービスマニュアル的な資料が無いので、指定値は不明ですが、
インターネットで検索すると、フォークオイルは10番とも30番とも
いう情報が出て来ました。
出て来たオイルからして、かなり硬い感じでしたが、汚れきっていたので
参考にはなりません。オーナーさんのライディングスタイルの傾向と
過去の自分の経験から、公道走行でも10番手ではちょと物足りないかも
しれないとおもい、一応15番を選んでみました。
それ以上に問題は、油面だと思うのですが、公道走行ではエアボリュームが
あった方が良い気がしているので、最低限必要な油面+それなりに余裕値って
感じで設定してみました。

まー、あとは実際に走らせてもらって、気にくわないようであれば
傾向を聞きながら調整すれば良いハナシですから、ここは細かい事は
あまり気にしないx2。
(って、こんな事できるのは、オーナーさんが話の判るお方だからですよねぇ)

 

↑フォーク組み立て完了~の図
↑インナーチューブ引っ張り要ボルトの図
↑フォーク組み付け完了~の図

で、いざフォークを車体に組み付けようとして、重要な事に
気が付きました。賢明な当サイト閲覧者の皆様ならば、もうお気づきの
事と思いますが、このフォーク、スプリングが外で出ており、
かつインナーチューブ全体を覆うようなカバーが付いているので、
普通に三つ叉にふぉーくを差し込んでも、トップブリッジと
インナーチューブを縫うボルトが届く位置までインナーチューブが
上がってこない事が判明。
うーむ、困った、何か作らねばならんかのう、と思いましたが、
ちょっと長めのボルトを上から突っ込んで届けばOKじゃねぇ~って
事で、手持ちの一番長いボルトをつっこんでみたら、ギリギリ
届きまして、余計なモン作らずに済みました。

 

↑ただ今の図

てな事で、隙間の時間でボチボチとやって参りました
フォークの整備完了。
お次は電装の復元作業にとりかかろうと思います。

まだまだつづく。

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