ヤマハ セロー250の、ドライブチェーンとドライブ・
ドリブンスプロケット交換のご依頼です。
部品は、オーナーさんが全て集めて下さいました。
ワタクシ、作業するダケです♡
(当店、このスタイル大歓迎)
サクっと終わるべー、くらいに甘くみてましたが、
スプロケットが外れずに結構ハマりました(笑)
まずはドリブン側から始めたのですが、スプロケット自体に
ゴムダンパーが入っている豪華仕様で(初めて見た気がする)
ダンパーのインナーカラーと、ホイルのスタッドボルトが
錆び付いて一体化しておりました。
ゴムダンパーだけに、スプロケット側から引っぱたいても、
肝心の芯となるカラーには衝撃が伝わらず、サテどーしたもんか状態。
イロイロやって、ギアプーラーを引っかけて、スプロケットを
引き上げながら、潤滑浸透剤まみれにして、浮き上がった
スプロケット背面側よりタガネでインナーカラーを引っぱたく作戦。
地味~に時間をかけて、無事分離♡
で、コレまた地味に時間がかかるのが、お掃除。
全体を掃除し始めると、夜が明けるので、必要最低限の範囲だけは
キッチリシッカリお掃除。
スタッドボルトには、防錆用にうっすらとグリスを引いておきました。
お次はドライブ側。
カバーを開けてビックリ、結構オイリー。
シャバ系なチェーングリスを塗っているのかカモ的な感は
否めませんが、もしかするとミッションのカウンターシャフトの
シールからアブラーな感じカモですねぇ。
さておき、スプロケットの交換へ。
これまた、ナットを緩めてビックリ、ビサビサ・ゴイスー。
あー、これだけ錆びていると、抜けないのでは?
という心配は的中。何やっても動きません(笑)
さー、どうしたモンでしょう?
とりあえず、潤滑浸透剤をピューピューしながら、ギアプーラーで
割とゴリゴリに引っ張りつつ、タガネでビシバシぶっ叩きまくり。
という作戦を基本軸に、持久戦に入りました。
あー、楽ショーな作業かと思ったのになぁ(笑)
つづく。
“YAMAHA SEROW 250 ドライブチェーン類交換 ” への1件の返信