シリンダヘッドお掃除

↑お掃除前の図

ただ今作業ちうなホンダ VTR1000のシリンダヘッドの
お掃除を行いました。

 

↑一応マスキングの図

えー、世の中には大変便利なモノがあふれているようで、
最近サンドブラストのメディアにクルミの殻ってのが
ある事を知りまして、ちょうど良いので、試してみました。

万が一、メディアの掃除で取り残しがあっても、
ガラスやアルミ素材よりも攻撃性が低いんでないかという点と、
使い古しのメディアは燃えるゴミとして処理できるんでないか
という点に期待であります。

  

↑お掃除後の図

えー、ブラストキャビネットは使わず、重力式のガンで
野良打ち的な使い方で行ってみました。
実際には、デカいビニール袋に片手を突っ込んで拭きまくった
のですが、結構一瞬でガンのタンクに入れたメディアが
無くなるのと、汗掻いた腕にメディアがくっついて、
大変気持ち良く無い感じで、ホントにサラ~っと打った感じ。

ちゃんとキャビネットにセットして、それなりに打ったら
かなり良い感じになりそうな気がします。
(キャビネットのメディアの入れ替えが大変そうなので、
近いうちに本腰入れてやってみたいと思ってます)

 

↑面&バリ取りちうの図

で、サラ~っとリューターで面取り&バリ取り。
結局ここでエンジン内部な部分もアルミの粉だらけに
しちゃうので、じゃー普通のメディアでブラストしちゃっても
良いじゃん!ってハナシはナシで(笑)

 

↑砥石で磨きちうの図
↑凹み気味ゾーンの図
↑一番高いっぺーゾーンの図
ガスケットあてがって考察ちう

お次は、ヘッドの面をサラ~っとお掃除。
砥石で全体を磨いてみましたが、結構高低差が生まれているご様子。

排気ポートの真下当りが、結構凹んでしまっているようです。

対して、上の写真の赤矢印の部分が異様に高い感じなので、
何ででだろぉ~♪と思ったら、ココの非常に薄くて半島状態に
なっているようで、シリンダ側には当たる面が無いようなので、
反っちゃったのカモ知れません。なんだったら、ブッた切って
しまいてぇって思いますが、もしかするとカムチェーンに
巻き込まれたオイルが無用に飛び散るのを防いでいる、とか、
なんか意味があって残されているのでしょうから、
余計な事はしない方が良いっすねぇ。
とは言え、この半島のおかげで、砥石が全面にベタっと当たって
くれないのは、イタダケない感じッス(笑)

まだしばらくつづく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です