ホンダGX35オイル入れすぎトラブル整備

↑作業後のお掃除ちうの図

白煙を吐いた後、クランキングしなくなってしまった
という農機具修理のご依頼です。

最近の農機具関連のご依頼急増ちう(謎)

  

↑ウチのGX25の図
このシリーズのデカいヤツでした
↑外のオイルと泥汚れの図

えー、カンペキ写真を撮り忘れてしまいましたが、
イチゴ農家さんが使う、チッコイ耕耘機でした。
世の中にはあんな面白い機械が有るんですねぇ。

ホンダ製の刈り払い機なんかで良くみるGX35っていう
エンジンを、クランクシャフトを直立させるような格好で
積んてありました。エンジンオイル量の管理を誤って、
入れすぎたようで、エンジンのシリンダがオイルロックを
起こしてしまったようです。クランクケースからの
ブローバイ経路を通ったのか、キャブレターのバレル内は
エンジンオイルで満たされておりました(恐)

エンジン本体へのダメージは判りませんが、とりあえず
吸気経路とシリンダ内のオイルを出し、油面を適正に調整。
スパークプラグとエアクリーナーを掃除すると
無事にエンジンは始動。しばらく排気口から白煙と
オイルミストをぶちまけマクリで、それと気付かずウッカリ
作業場内で動かしてしまったので、後片付けが大変な事に
なりました(笑)

エンジン運転中、低回転時に金属的な音が混じっており、
アレはクラッチか何かの音だと良いねぇ、って話をしながら、
ウチで予防的に全部分解して点検するよりも、エンジンごと
買ってしまう方が安いんでないかい?って事と、
激烈ご近所さんなので、何かあったら直ぐに見に行くから
と伝え、度胸一発そのまま使って頂く事となりました。

その後、何も連絡はありません。
エンジン様の無事をお祈りしております(笑)

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