クランクシャフト分解組み立て実験

↑2stエンジンクランク分解ちうの図

本日の事務的な作業が終わったら、17時になってしまいました。
ビミョーな時間なので、検証実験開始。

 

↑ベアリング外しちうの図
↑ビッグエンドピン押し込みちうの図

恥ずかしながら、ワタクシ、クランクシャフトを
組み立てた経験がなかったので、使い古しを使って
体験してみました。

幸い、敷モノ系や押しモノ系は、そこらに転がっている
モノで対応できたので、特に道具は作らずに作業できました。

ホンダの2st50ccのクランクシャフトですが、
思いの外、チカラは使わずスルリとピンは動き出しました。
もっと、バッコーン!と跳ね上がるかのごとく動き出すのかと
思ってました。まー、チッコイクランクだしピン径も小さいしね。

 

↑観察ちうの図
↑鬼減りスラストワッシャーの図

出て来たコンロッドやベアリング、ワッシャーは
鬼減り状態。
ナルホド、使い込むとこうなるデスねぇ。

ちなみに、クランクのウエブはピンを上にすると
逆ハの字になってました。
エンジンにより、クセがあるんでしょうねぇ。

 

↑組み立てちうの図
↑計測ちうの図

他にも沢山実験してみたい事はあるのですが、
ぶっ壊す前に、まずは組み立ての練習から。

その昔、親方からクランクを組む時にピンを押すと
ナゼか回りながら入って行く、という話を聞いた事が
ありましたが、今日のヤツも押したら回りました。
ほほほー。なんで回るんだろぉ~。楽しぃ~♪

割と経験のあるフサベルのクランクだと、
左右のウエブがエキセントリックになっているヤツは
なかなか動かなくて苦労するのですが、
コイツは割と思い通りに動きます。
ウエブの組み立て幅も、かなり思い通りに調整出来るので、
やっぱビッグエンドピン径が小さいってのは
相当作業が楽なのかも知れません。

 

↑際組み立て完了~の図

てな事で、あまり時間もかからず、クランクシャフトの
分解組み立てが完了。
まー、全部が全部、こんなに楽なハズは無ぇわな。
そもそも、押しモノが全部適当に使えちゃったしねぇ~。

お次は、シャフトに掘れちゃった溝の修理をコイツで
実験したいと思ってますが、それはまた後日。

あー、ちっとストレス解消~♡

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