ドカティ 916のリアブレーキの整備ちう。
基本的には、フルードの入れ替えのご指示なのですが、
何か有れば、適当に、という感じ。
何か、リアのブレーキが引きずる感じもあるし、
いざブレーキかけても、カツっと効かない雰囲気が
あったので、キャリパーのピストンの動きップリを確認。
ピストンを出して、モミモミしてみると、ピストン自体は
そんなに動きが悪い訳ではないですが、フルードが
マスター側へ戻らず、キャリパー内で行ったり来たりしたがる感じ。
経験的に、コレってマスターシリンダのピストンが押しっぱなし
気味になっていたり、シリンダの中がアベシとかヒデブに
なっている事多ッス。
ピストンは押しっぱなしでなかったので、こらー上流からちゃんと
見てこないとダメパターンなオイニーがンプンプ。
マスターシリンダを分解するに当たり、リザーブタンク内の
フルードを吸い取り。底に何か固いモノが溜まっており、
接着材か何かかと思ったら、どうやらブレーキフルード内に良く
できるお腐れ物質のようでした。
多分、リザーブタンクのフタのダイヤフラムがお疲れマンモスな
感じだったので、水分でが入って固まっちまったのでありましょう。
で、マスターシリンダを分解。クリップを外してもなかなか出て来ない
ミストンをムリクリ引き出すと、真っ黒なフルードと共に傷まみれな
ピストン登場。その奥のバネも引っ張り出さないと出て来ない感じ。
うーむ、と、5秒考えて、マスターごと交換を勝手に決断。
ピストンだけも手に入るみたいですけど、その他のゴムパーツ
やらの心配と、掃除して組み直す手間も考えると、
マスターごと売っている値段みたら、そらーモノごと交換ッスよ。
ダッシュで必要な部品を調べて、商社さんに在庫がある分で
どうにかなりそうだったので、マッハで発注。
明日出してもらえる事となりました。
ホントは、フロントの様子を見てから、必要なモノは一緒に手配
とか考えてましたが、訳わからなくなってきちゃいそうなので、
コレはコレでソレはソレ作戦で遂行させて頂きます(笑)
てな事で、リアブレーキは部品入荷まで、しばし放置!