ホンダ スカイの燃料コックの交換です。
30年放置の車両だそうです。
モチロン、再使用する気なんて無くて、レバー部分だけ
再使用できないモノかと、カシメてあった部分を削って
分解してみました。
燃料コックの中も、燃料が変質して、ガム状になっております。
レバー裏の燃料が通る溝も、ガッツリ埋まっているので、
ほじくりつつ、薬剤に浸けては掃除でございます。
えー、なんでこんな事始めたかと申しますと、
某有名どころの汎用コックが使えそうだったので、
お取り寄せしてみました。ただし、燃料コックのレバーが
車体のカバーの穴から顔を出している感じで操作する
構造になっており、レバーの形状がちょっと特殊な為
そのままではサラッとは使えないのでございます。
で、汎用コックは、ネジで分解できる構造になっており、
ウッカリとレバー部分だけ入れ替えたりできないだろうかと、
超スウィートな事を考えた訳です(笑)
比較の結果、汎用品に対して、純正品の方が、
レバー側のバルブ面の厚みが0.5mm程薄く、
径も0.3mmくらい小さい事が判明。
ただ、レバーを押さえているプレートでバルブの芯が
決まるような雰囲気であり、厚みに関しては、純正品には
厚さ0.4mm程の厚さの樹脂製のワッシャーが入る為、
案外イケちゃうんでは?という期待で、とりあえず
組み付けてみました。
結果は、操作感がスカスカで、ガソリン漏れちゃう感
満点だったので、ボツ(笑)
てな事で、とりあえず汎用品の売って姿そのままに
組み付けてみました。レバーの取っ手の部分だけ
切った貼ったしてしまえば良いと思うのですが、
そこはオーナーさんのお楽しみ作業に取って置いて
あげようと思います(笑)
てな事で、レバー換装作戦、コレにて失敗!