XS650走った途端にお漏らしする

↑崩れているブラシの図

ヤマハXS650の整備イロイロです。
手に入った部品を交換して参ります。

 

↑取り外し完了~の図
↑おNEW部品の図
↑組み付け完了~の図
↑アイドリング状態でのバッテリー端子間電圧の図

てな事で、ナゼ崩れていた、オルタネータのブラシの交換から。
ブラシの片方は崩れてしまって、配線と接続されている電極とは
繋がってない状態でしたが、運良くアース側の極だった為、
ボディー経由で通電しいて、ちゃんと発電はできてました。

出て来たブラシと新しいブラシを見比べると、長さが半分くらいに
なっていたので、ちょうど良かったカモ知れません。

新しいブラシを組み込み、エンジンを始動して発電状態を確認。
もしかして、ちょっと電圧あがったりするかなぁとか、
期待しておりましたが、同じような感じでした(笑)
良く考えると、まだ当りが出て無い分、返って効率が落ちている
カモですね。
てな事で、馴染みの内作業で、ちょっと心配だったこちらは一件落着。

 

↑燃料投入の図

で、話は前後しますが、作業開始早々に行ったのは、
燃料タンクへの燃料注入。
オーナーさんが、気合いでタンク内を洗浄してくれてありして、
新しい燃料コックを組み付けてから、初の燃料投入となります。
漏れる前提で、まずは1Lだけ入れてみて、各部を様子見。
ブラシの交換している間で漏れてる気配な無かったので、
さらに1Lを入れて、更に様子見。
なんか、全然大丈夫そうです。

  

↑グリス注入ちうの図

ブレーキペダルとスイングアームのピッボト部分にグリスニップルが
装備されていたので、30年振りの走行前にグリス注入。

写真撮り忘れてちゃいましたが、点々と錆びが浮いてしまっている
フロントフォークのインナーチューブを気合いで磨いて、とりあえず
突起を無くしておきました。
こちらは、手直しするにはコスト的に割と大きめな部位となるので、
実際に走らせられる事が確認できてから、様子を見つつ、追々整備を
進めようという方針であります。

 

↑走行成功の図
↑草と土だらけになるの図

最後に新品バッテリーを組み付けて、いよいよ自前で
エンジン始動可能な状態になりました。
キャブレターの調整を少々行った後に、いよいよ試運転。

裏の原っぱで少々乗り回してみました。
スロットルに対するエンジンの応答も全然普通で、ホイルスピン
させまくっても、全然不安は有りませんでした。
割と普通~にはしります(笑) でも、フロントブレーキの効きが
かなり甘い感じ。パッドガチガチだったし、表面削って当りも
出て無いしで、こちらは少々様子見ですかねぇ。

 

↑オイル漏れの図

エンジンが割とチョッキリ暖まるくらい転がし続けて
サイドスタンドを出してみると、なんか液体が付いてました。
腹下を覗くと、割とポタポタと何かが出てます(笑)

慌てて作業台に載せて持ち上げてみると、エンジンの下面は
全体できにオイルでシメシメな感じ。どこからオイルが漏れているのか
良く判りません。

 

↑サイドカバー外してみるの図
Gのタマゴとか付いてました(笑)

のぞき込んで行くと、左側面の割と上の方もシメシメしてまして
どうやらエンジンから生えている軸の内、何処かから漏れ出て
しまっているご様子。

サイドカバーを開けてみましたが、全体的でデロリンガーZな状態
となっており、どこから漏れているかなんて判別不能(笑)

 

↑ザクっとお掃除の図
↑お掃除後の惨状の図
↑クラッチのプッシュロッド磨いたの図

とりあえず、どこからオイルが漏れているかを把握したいので、
脱脂剤と歯ブラシで、外側から出来る限りでお掃除。

クラッチのプッシュロッドがサビサビで、もしかしたら、
錆びがリップをおし広げてオイルが漏れているのカモしれないので、
磨きまくり。

  

↑ただ今の図

とらあえず、この状態でエンジンを始動して様子を見てみましたが、
オイルが出て来る気配な無かったッス。
やっぱ、カバー組み付けて、ちっと走らせないとダメですねぇ(笑)

面倒臭がらずに、がんばりまーす。

まだまだ、つづく。

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