スゲー久しぶりにレーザー墨出し器を引っ張りだしましたが、
何か様子が変です。
なんかカラカラと音がして、スイッチが凹んで押せません。
電池入れても、水平ラインがビミョーな照度。
ってかコレってば20年くらい前に買ったヤツだと思うので、
ボチボチ新しいの買うかー、と思って調べてみたら、
値段も性能も超ピンキリ。
どうせ買うなら~、と欲張るも、値段が値段だけになぁ。
で、いつものようにビンボー根性丸出しで分解してみる。
カバーをはぐってみると、アルミ鋳物のフレームの至る所がヒビだらけ。
スイッチが乗っていた部分も見事割れてバラバラになってました。
別に箱に入ってそーっと置いてあっただけなんですけど。
薄く複雑な形状の鋳造品なんで、湯流れ良くする為に
材料にイロイロ混ざり過ぎなのかのぉ。
残ってた応力で切れちゃってるんでしょう。
レーザーの照度がビミョーなのは、スイッチの接点不良かなぁ、
とか考えてましたが、そうではなくて、配線の接触不良のようです。
3本の内、一本が簡単に外れてしまいました。
レーザーの発信器がジャイロでぶら下げられていて、
ソレの動きを邪魔しないようになのか、スッゲー細いエナメル線
みたいなヤツで送電されており、その接続部分の半田付けが
取れかけちゃっていた模様。
もー、細かくって、作業の写真とか取ってる場合じゃ無かったッス。
さて、老眼をレンズ達のお力を借りて乗り切り、
どうにか結線完了、直流電源で動作確認。
単三電池2本で動くんですけど、発信器がボケて来たんだか
イマイチ照度が低く、新しい電池を入れても速攻で暗くなるのがガン。
って事で、今回は、工具のバッテリー補修の残骸の18650電池を
接続できるようにコネクタを付けた配線を生やしてみました。
スイッチとか電池とか固定もせず、かなりインチキな組み立て具合ですが、
とりあえず使えるようにはなりました。ちょっとピカらせてみましたが、
良い感じの照度です。
コレの寿命も長くはなさそうなので、
チャンスがあれば新しいヤツを入手したいと思います。
あー、作業の時間より、道具の整備の時間の方が長いな!