今日は、朝イチでものすげートリプルクランプがある事を知った!
上の写真の物ですが、クラックが入って居るので、溶接で
修理できなか、というご相談で見せてもらいました。
この写真では良く判らんと思いますが、
ステムシャフトとフォークが平行で無いのです。
古いホンダ製のトライアルモデルとの事。
ステムのシャフトよりもフォークの方がより寝ているようです。
25mm程の間に2mm弱くらいはズレるので、結構な角度が
ついているかと思われます。
コレ、組み立てる上では、結構面倒クサイ事になりまして、
ステムベアリングの座り具合(締め具合)によってはフォークと
トップブリッジの芯がズレ事になるんですねぇ。
後からトップブリッジだけ加工とか、トップブリッジを作るとかに
なったら、どうやって2軸間のオフセット量を決めて良いのか
サッパリ判らん。
今日まで、こんな面倒な事になるとは、想像もしなかった。
そんな訳で、フォークを抜かずにトップブリッジだけ抜こう、
なんて事が出来ない構造です。実際には、ムリクリで抜けちゃうんだと
思いますケド。
ちなに、このトップブリッジは、クラックが入ってしまうのは
メジャートラブルなんだそうです。ナットクです。
なんとなく、ステムのシャフトとフォークは平行だと
無条件に思い込んでましたけど、そうでない可能性もあると知り、
今後何かイタズラする時いは、まずはソコから確認せねば
ならない事になりました。まー、レア中のレアな設定だと思いますケド。
ますます、お客さんから仕事を頼まれた時に余計な事を心配する、
偏屈なオッサンになって行きます。