ぼくの春やすみ Day3 その2

↑工具手直しちうの図

ホンダの耕耘機、FF500H修理の続きです。

 

↑テーパー部分にネジ切りの図

昨日から作っている道具は、思い通りには働かず、手直し。
道具の先っちょをテーパーにしてあるのですが、
ソコにムリクリピッチ1mmでネジを切ってみました。
ネジと言っても、ただ引っかかる溝をつけたいだけ。

頭が硬く、最初は機械任せで切ろうと頑張って、ネジ切り用の
バイトホルダーをぶっ飛ばしてダメにしてしまいました。
こめかみを砕けたチップがかすめて飛んで行って、超焦りました(汗)
ワタクシ、間は悪いですが、運は悪くないんデス♡

 

↑シャフトとオイルシールの図
↑工具使用イメージの図
↑抜けたオイルシールの図

てな事で、道具完成。いよいよ対決!

見事に奥まったトコロに入っているオイルシールを
抜く事が出来ました。ふー、疲れた。

 

↑クルマ亀の子の図

そんな事やっていたら、「バンッ!バシューン」って感じの
大きな音が外からして、やべぇコンプレッサーがどうになった!?
と、慌てて飛び出したら、歩道の縁石にクルマが乗り上げてしまい
亀の子のなっておりました。

ホイルが歪んで、タイヤから空気が漏れた時の音だったようです。

とりあえず、人力でどうにかなりそうに無いし、ヘタに手を出して
クルマに傷を付けるのもアレなんで、
道にカラーコーンを置いて、保険屋さんのロードサービスの
特約があるか確認するのが良いと思いますとお話をして、撤収。

くらんぼんさんの入り口の縁石、マダームのクルマが良く餌食に
なっております。皆様もお気をつけあそばせ。

 

↑外側のシャフトのオイルシール引き抜きの図
↑デロリンチョの図
↑詰め物して掃除の図
↑お掃除完了の図

お次は外側のシャフトのオイルシールを引き抜き。
コチラは、そんなに苦労する事なく、完了。

が、泥系機械アルアルな、分解よりも掃除が大変。

ゴミがなるべく内側に入らないようにしつつ、
サラッと出来る限りお掃除。頑張ると切りが無いですからね。

 

↑おNEWシールの図
↑シール打ち込み棒マーキングちうの図
↑シール組み込み完了~の図

んで、いよいよおNEWのシールの打ち込み。
内側のシールは、道具に打ち込む深さをケガいておきました。
ココのシールは2段重ねでございます。

そして、楽勝と思われていた外側のシールがなかなか上手く
打ち込めず、超~苦労しちゃいました。リアル泣きが入った。

最後に空っぽになっていたギアオイルを入れて作業終了~

 

↑キャブレターお掃除ちうの図

で、いよいよエンジンかけてみる段になりましたが、
始動するものの、イマイチ不調。

面倒クサイけど、キャブ開けてて掃除。

キレイに回るようになって、アイドルも安定♡

 

↑デフロック操作用ワイヤー整備ちうの図

早速外で試運転。
うむ、上手く動いている。

と思ったら、デフロックの操作が上手くできない事が判明。
ワイヤーが固着しちゃってました。

アウターが途中で折れてしまい、水やゴミが入ったようです。
アウターはテープで補修して、インジェクターで油を通して
スルスル動くようになりました。

 

↑出て来たエンジンオイルの図

エンジンを回して、良い感じにエンジンオイルが掻き混ざった
トコロでオイル排出。ちゃんと適正な量が入ってましたが、
出してみるとこんだけしか入ってネーす。
いつもながら、こんだけのオイルで良く壊れないモンだと
感心するばかりでございます。

その他、クラッチのケース用オイルというヤツも
油量を調整。燃料コックが閉まらなくなっていたので、バイク用の汎用品に交換して、全ての作業完了~。

 

↑整備完了~の図
↑様子見ちうなシャフトの図

なんだかんだ、マルッと二日も費やしてしまった耕耘機整備。
久しぶりに、完全遊びな作業で、スゲー面白かった~!

試運転が済んだトコロで、油がもれてこないかしばらく放置して
問題無さそうであれば、いつも農作物を下さるご近所さんに
差し上げる予定でございます。

ちなみに、本来は、ケースを割っての修理が本当だと思われ、
同型の修理で結構困っている方がいらっしゃるようです。
頼まれればやりますけど、シールがダメになる程使っていれば、
多分ベアリング類も結構お疲れだと思うので、ちゃんと整備するなり
買い換えるなりする事をお勧め致します。
今回みたいにそとから無理矢理ヤレ~っちゃ、やりますけどねぇ。
要望あればご連絡下さい。

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