BETA EVO2T ステアリングステム整備の続き

↑トップブリッジ到着の図

先日、どうもちゃんと組めないっぺー感じなトップブリッジ
組んであったベータのEVO2T、STDの部品があるというので
持って来て頂きました。

 

↑裏側形状比較の図

見比べると、裏側の形状がやっぱり違って、ダストシールの
キャップがスッポリ収まるスペースがちゃんと掘ってありました。

やっぱり、このトップブリッジは、アンダーブラケット側とセットで、
ステムシャフトの長さが違う設定なのか、たまたま穴径とオフセットが
一緒の別モデル用トップブリッジなのか、どちらかなのでございましょう。

お客様との協議の結果、わざわざ加工してムリクリ合わせな込まなくても
STDで組めば良ぃーんデスって方針に決定。

 

↑ネジ整備の図

てな事で、持って来て頂いたトップブリッジが問題無く
組める事を確認。点検すると、ハンドルクランプのネジが
おかしな感じだったので、ちっと修理。

 

↑ネジ合わせちうの図
↑キャップボルト頭テーパー加工の図
↑完成~の図

次ぎに、ステムシャフト掴み込む為のボルトが無かったので、
適当に合わせる。キャップボルトの頭が思い切り飛び出して
何かカッチョ悪かったので、テーパーに加工してから組んでみました♡

 

↑スロットルホルダー整備ちうの図

トップブリッジの用意が出来たところで、スルスル回りつつ、
カクカクしないナイスな締め具合でステムベアリングを組み付け。
フォークの突き出し量は、トップブリッジ形状の差から
元々組んであった数字は再現できませんでした。まー、仕方ねーす。
(ってか、多分コッチが本来なのカモ?)

最後になんか途中に引っかかりがあるスロットルホルダーを分解点検。
部品の継ぎ目の段差にワイヤーの受け部分エッジが引っかかって
いるようで、エッジを丸目まくって組み直し。完全には消せません
でしたが、実用上問題は無さそうなので、今日はこんなモンで勘弁して
やるぜと捨て台詞を吐いて、作業完了~。

中古車の整備・運用の難しさを再確認させてもらえる一件となりました。
皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

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