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岡本日記 車体 過去のお仕事紹介 部品作製

2005年4月17日 今日の作業場風景

↑加工前のタンク

 2005年4の付く月の16日にキョーフの大魔王(失礼!)はタンクを持って現れたのでありました。

 と、言うわけで、今日の作業は、某誌編集長より次なる指令がありましてドリームの燃料タンクの加工です。
こちらはDE耐!参戦用にタンク内の死にガスを少しでも減らそうと、取り出し部分を拡大しつつ
2カ所に増やす作業です。 只今期限付き作業が3つ重なってテンパってますが、「タンク以外は順調に仕上がって、既に他の部品は塗装に出しちゃったよ~」
と、プレッシャーのかかるお言葉を頂き、本日朝から頑張りました。

 

↑ガス取り出し口完成の図
既存の取り出し部分はジョウゴ状に、追加部分はパイプを斜めに切って開口部断面積をふやしています

 車体が無いのが不安でしたが、ぶつかる物は何もないので、大丈夫というお言葉を信じつつ、
「既存の取り出し口10mm下げ+ここあら当たりから斜めにパイプを出す」の指示により
燃料取り出し口を作製。

 

↑タンク側加工完了の図
無惨にデカイ穴が3つ.....

 で、次にタンクに穴を開けました。既存の取り出し口周辺のタンク内には、セパレーターの板がコの字型に立っていまして、
底部に小さなスリットが入っていてそこからガスが通るようになっているのですが、そちらもタンクに穴を開けて
拡大しまして、ガスが通りやすく(なるようお祈り)します。

 

↑穴を埋め、燃料取り出し口をくっつけて完成!の図

 最後に作ったもの全てを溶接して完成です。溶接すると、目には見えない穴が結構空いているようで、
やれやれくっついたとすぐにガソリンを入れると、溶接部分よりガソリンがにじみ出てくる事が多々あるので、
石けん水を付けタンク内をエアで加圧して点検します。案の定3カ所もプクプクと泡が出やがりました。
泡が出た辺りを溶接しなおし再度点検。後は走行中に漏れ出さない事を祈るのみ。
なーむー。

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