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タイヤ・ホイール 岡本日記 過去のお仕事紹介 道具作製

2005年5月18日 今日の作業場風景

↑A110のホイルをバランサにセットした所の図

 今日は遊んでばかりでもなく、ちゃんと仕事もしたのさ~。

 えー、本日の作業はアルピーヌA110のホイルのバランス取りです。
 ちょっと前にに千葉のAさんからご注文頂いておりまして、作っておいたホイルバランサー用のアダプタがついに
日の目を見る時が来たのでございます。
 こちらのホイルは、まん中に穴が空いておらず、3本のボルト穴のテーパーによりセンターが出るタイプでして
通常の方法ではバランサーにセット出来ません。Aさんがこれまでお付き合いしていたショップさんが仕事を辞めてしまい、
ホイルのバランスも取れなくなってしまったので、仕方なくAさん自前でウチのバランサーに合わせた
アダプタを作ってしまったという訳です。

↑バランサーにアダプタ装着の図
面精度はもちろん、スタッドボルトPCDの精度も5/100以下にに収まってますゼ(自己満)

 で、本日Aさんが持ってきてくれた、使っていて調子の良いホイルやら、リムと取り付けボルト穴PCDのセンターが
ずれていてエキセトリックに回るホイルなどなど4本をあれやこれやと条件を変えては計りまくりました。
 やはりセンターを決める穴がないので、セットの仕方やセットするスタッドボルトとボルト穴の組み合わせで
条件が変わるのではないかと、各穴につきアンバランス量と、バランサーウエイト取り付け位置を測定し、
その平均値でバランサーウエイトを取り付けてみる事にしました。
お前バカだねぇ~、と思うでしょうが、こういうの大好きなんすよねぇ。(Aさんもチト呆れてましたネ)
結果としては、何も平均値を取るまでもないような結果でした!(爆) いやぁ~、面白かった。

 後は、A110のハンドルプルプルが収まってくれれば言う事ナシなんすけどねぇ。
ところで、こちらのアダプタはお持ち帰り頂いたので、同じようなホイルを持ち込んでもらっても
バランス取りは出来ませんので悪しからず。でもお願いすれば貸してもらえると思いますけどネ。

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